数年前に、ビットコインで、
億り人が出たと話題になりました
『億り人』と言う言葉は、
株等の投資をやっている人の間で、
交わされている言葉だったので、
一般の人には、馴染みが無かった
ビットコインの急騰を機に
この言葉は、一般の人にも浸透してして行きました。
私は、その言葉を初めて聞いた時
文字では無く会話で聞いたので
おくり人→送り人?→そんな映画が有ったなぁ・・・
→亡くなった人を送っていた
と言う事は、投資で失敗して、
大損こいて、消えた人なんだ
と思っていました。
正しく表現すると『送られ人』になるべきですが、
馬鹿な私は、単純に、相場で、消えた人と
思い込んでいた
その後、友人に『1銘柄で、億稼いだ人の事』だよ
って言われて、大笑いした記憶があります
そう『送り』では無く『億り』ですね
あっ!話がそれてしまいました
本題は、FX1年で1億稼いだら、税金どうなる?
と言う話だった。
税金大雑把に計算してみましょう
前提として
専業トレーダーで、他に収入無し
扶養者無し
社会保険80万円支払った
FXの収入を得るために係った経費は
インターネット回線料
教材代
消耗品代
その他含めて、多めに見積もって、
経費合計70万円とします
所得(儲け)は、
100,000,000(収入)-700,000(経費)=99,300,000円
税率を掛ける金額は、
99,300,000円-800,000円(保険)=98,500,000円
税金は、
98,500,000円×20%=19,700,000円
これだけ税金を払う事になります。
ただし、これが、海外FX口座だとすると
税率が変わってきます
国内のFX口座だと、分離課税と言って、
税率が20%(所得税15%・住民税5%)で、固定されています
海外FX口座だと、その適用が無いため、
総合課税(段階的に税率5%~45%と上がっていく)
となり、計算過程を書くと難しく感じると思うので、
計算結果だけ書きますね。
所得(儲け)が4千万以上だと、
所得税最高税率45%の税率が適用されます
住民税は10%です
税金は49,379,000円となり
半分以上税金に持っていかれる事になります
ビックリですね
国内口座だと税金19,700,000円
海外口座だと税金49,379,000円
ちなみに、これがビットコインだとどうなるのか?
こちらも、FXの海外口座と同じ計算になるので
半分以上税金出ます
大儲けしたと浮かれて、
散財すると、
年が明けて、確定申告
税理士さんに、
『半分税金ですねぇ~』なんて言われると
悲惨ですよね
大きく稼いだ時は、
税金の事を
頭の片隅に置いといて下さいね
※(注)上記の税金計算は、分かり易くするため、
復興特別税(所得税×2.1%)と住民税の均等割り5000円
は、考慮していません。
なので、厳密に計算すると、上記金額より少し増えると思って下さい。
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