借入をすると、月々いくらかづつ返済していきます。
毎月返済しているお金には、『元金』と『利子』の二つが含まれています。
あなたが、今支払ったお金が、
元金の支払なのか利子のなのかを知る事は、とても大切です。
借入の返済方法には、大きく分けて2つあります。
『元利均等払い』と『元金均等払い』です。
『元利均等払い』は、
元金と利子を合わせた返済額が、
毎月同じ額になるように、支払う方法です。
借入金の金額と元金と金利、返済期間が、決まれば
トータルでいくら利子を払わなければいけないかがわかります。
その利子の合計と元金を合計して、返済回数で割れば、
一月あたりの返済金額が決まります。
毎月同額を、最後の返済月まで支払う方法です。
『元金均等払い』は、
もともと借りている元金を返済期間で均等に割り、
それに利息を加えて返済していく方法です。
利息は、元金の残高に計算されるので、
最初は利息が大きく元金が減るにつれて利息が少なくなります。
各月の返済金額は違います。
最初は返済額が多くなり、
返済期間が経過するにつれ、月々の返済額は少なくなっていきます。
多くの場合『元利均等払い』が選ばれます。
最初のうちは支払額が少ないのと、
毎月定額なので分かり易いと考えるからでしょう。
金融機関も、
『こちらの方が、お客様負担が少なくて、よろしかと思います。』と勧めてきます。
でも、これが罠なんです。
『元利均等払い』の場合、返済当初は、利息分を先に払っていく仕組みになっています。
元金の返済がメインになるのは、随分期間が経過してからです。
元金がなかなか減らないというのは、その分利息が多くなる事を意味します。
元金を先に払うか、利子を先に払うかは、とても大きな違いになります。
じつは、金利を先に返済する方が圧倒的に不利です。
同じ借入金額・同じ利率・同じ返済期間で比較計算すると、
支払う金額は、『元利均等払い』の方が圧倒的に多いです。
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