証券会社に口座を開設するとき、
一般口座か特定口座か選択する必要がある。
特定口座はさらに、
『源泉徴収あり』か、『源泉徴収無し』の選択の必要がある。
特定口座とは、
個人投資家に代わって証券会社が1年間の損益計算をしてくれる制度です。
さらに、『源泉徴収あり』を選べば、証券会社が取引ごとに税金を清算してくれる。
それで、確定申告は不要となっている。
しかし、損失が出た場合、次年度に損失を繰越したい場合は、
必ず確定申告をしないと、損失の繰越しが出来ない。
細かい計算が苦手な人や、忙しい人は、特定口座の源泉徴収ありが便利です。
私は、所得税法の知識があるので、自分で計算・確定申告は出来ますが、
手間がかかるので、特定口座の源泉徴収ありにしています。
そして、確定申告が必要な優遇措置を受ける時は、
特定口座で源泉徴収された後の資料を、証券会社に出してもらって、
確定申告をしています。
『特定口座の源泉徴収なし』は、
証券会社が損益の計算まではしてくれますが、
税金の清算はしてくれないため、
確定申告は必要です。
確定申告は自分でしなければいけませんが、
損益の計算がされた資料を証券会社が出してくれるので、
申告の負担は軽くなります。
一般口座は、
損益の計算も確定申告も全て自分でやらないといけませんから、手間がかかります。
しかし、証券税制の特例では一般口座しか使えないものもあります。
(これは、平成13年9月30日以前に買った株式が有る場合に取得費の特例なので、関係無い人が多いと思う。)
また、自分で確定申告をする場合、
配偶者控除や国民健康保険税の計算にも影響してくる。
以上の事を検討すると、
『特定口座源泉徴収あり』の方が無難だと思います。
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